編集方針

誇張を批判するブログなので、自分の基準は先に出しておきます。

気になった話は、まず論文を探すところから

記事の作り方はだいたい決まっています。 まず、自分が実際に見聞きして引っかかった話を拾う。 次に、その主張が本当なら体の中で何が起きていなければならないのかを計算してみる。 そのうえで研究を探して、数字が合うかどうかを見ます。 合わなければ、どこが誇張されたのかを書く。

この順番なので、結論が先にあるわけではありません。 調べてみたら自分の思い込みのほうが間違っていた、ということも普通にあります。 元になった研究が見つからない話は、その回は書きません。

読んだ人が自分で原典まで辿れるように、出典は必ずつけています。 論文であれば、分かる範囲でDOIも載せています。

ただ、出典がついているから正しい、という話ではありません。 観察研究を10件並べても、それは因果の証明になりませんから。 なので記事の最後には、その研究がどういう種類のものかを1件ずつ添えています。 「系統的レビュー」「RCT」「観察研究」「数理モデル」といった区別です。 自分がどの強さの根拠に乗って書いているのか、隠さずに出しておきたいので。 分類に迷ったときは、必ず弱いほうに倒します。

「効くかどうか」ではなく「どれくらい効くか」を書きます

停滞期も代謝適応も、実在します。問題は大きさのほう。 実在するかどうかの二択にしてしまうと、どちらの立場も嘘になります。

だから可能な限り、「1日あたり何kcal」「何週間で何kg」という量まで落として書きます。 量が分かれば、その現象が自分の結果をどれだけ説明できるのか、読んだ人が自分で判断できるからです。

書かないと決めていること

ひとつは、恐怖で引っ張る見出しです。 「これを食べたら太る」「知らないと危険」は使いません。 不安を煽ったほうが読まれるのは分かっていますが、それは批判している当のやり方なので。

もうひとつは、個人への攻撃。 検証するのは主張であって、発信者ではありません。 特定の人物・チャンネル・商品名を名指しで批判することはしません。

ついでに言うと、「全部デタラメだ」という逆方向の断定もしません。 実在するものが実際の10倍の大きさで語られていることが問題であって、 現象そのものを否定したいわけではないので。

間違えたときは、直したと分かるように直します

記事を修正したうえで更新日を表示して、本文末尾に何をどう直したかを残します。 根拠が覆るような訂正であれば、元の記述も併記します。 こっそり書き換えることはしません。

誤りのご指摘は歓迎です。確認のうえ、訂正した場合はその旨を記事に残します。

お金とAIのこと

このサイトは将来的に広告を載せる予定です。 ただし記事の結論を広告主やアフィリエイト報酬に合わせて変えることはしません。 サプリメントや器具を勧める記事を書く場合は、報酬が発生することを記事内に明記します。 「痩せる食品」を売るために神話を作る側には回りません。

論文を探したり、下書きを整えたりする作業にはAIも使っています。 ただ、どの説を取り上げるか、どこまで断定するかを決めているのは自分です。文責も自分にあります。 数字と出典は公開前に自分で確かめていて、 確認が取れなかった著者名や巻号は、推測で埋めずに省いています。